2年振りに小淵沢のアルソアが会場。
今回の講師は、スズキコージさん、石津ちひろさん、新沢としひこさん、さとうわきこ。
2日間とも、わきあいあいに過ごす。
今回は宿泊がほとんどの人が同じ温泉ホテルのため、ロビーでは遅くまで話が弾んでいた。
たまにはちっとぜいたくにホテルで過ごすのも良かった。
終わってから、講師は皆新しくなった岡谷館にも来てくれてうれしかった。
夜は、もう一泊した石津さんと夕食会。
セミナー参加の皆さん、また来年も会えるといいですね。
今日は中学の時の同窓会の日。
私は出席できなかったので、担任の先生や同級生達がたずねてくれる。
先生は80歳になるという。
私が中学の頃先生は心臓が悪く、母に「心臓にいい」となつめをもらった、と当時をしのんでいた。
そんな話をしている時、スズキコージさんからTELがあり、
明日の下諏訪での講演の打ち合わせが終わったから飲みに来ないかとのお誘いがあり、7:00~11:30まで、最近一緒になる機会がなかったので久し振りに飲みながらいろんな話をした。
午前中にかりんの選果があり、ちょうど終わった頃に片山健さん・令子さんお二人が来る。
今日は4人で小淵沢の「風か」に泊まり
絵本の話などに花が咲いた。
久しぶりにゆっくりとくつろいだ。
八ヶ岳館の周りを囲むサクで、危ない所があると、人づてに聞いて、直しに行く。
そう思ったのなら、人づてでなく直接美術館に言って欲しいものだ。
すぐ近くに美術館があるのだから。
美術館がはみ出してサクを作ってあるわけではない。
心配していた台風も無事通過。
やっと時間が空いたので、原画返却と、絵本セミナーの打合せに。
八ヶ岳では、ヒラタケが雨のあとで沢山できていた。
もうくさっていたのもあったが、大きく見事なものもあり、持って帰ると父が感心していた。
全ての脱穀が終わり、ワラも片付ける。
米は安心だが、収穫前のりんごは台風ではどうしようもない。
以前、りんごがしいたように落ちていた記憶がある。
それはみごとだったが、今はつらい。ああ~。
新津美術館でのワークショップ。
20組の予定が35組という盛況で
親子揃って石がどんな動物に見えるか考えたあと
それぞれに石に絵の具をつけて、動物に仕上げていった。
会員のN家族など、知り合いの顔もあり、子どもたちの制作風景はおもしろい。
さとうは、展示作品のようなおもしろいものは作れなかったが。MOKAのワニはよかった。
いつも子どもの作品には感心させられる。
さとうの講演会、新潟市にいる当館の会員さんたちと
久し振りに話をしながら盛り上がる。
会員さん以外で、新潟県でやったいくつもの展覧会で
お世話になったAさんのご主人の招待で、
夜、夕食をごちそうになる。
いろいろと昔の話や、孫の話を楽しく聴いた。
広島県三次市奥田元宋・小由女美術館でのハンス・フィッシャー展が終わり、返却作業。
夕方から八ヶ岳の美術館で、倉庫のガラスケースを展示室に出し、巡回展のために作った大きなパネルを入れてもらう。
喫茶室のフェリックス・ホフマンの『川そうじ』の壁画パネルを、フィッシャーの『誕生日のテーブル』に入れ替えてもらったが、かなり大変な作業で思わぬ時間がかかった。
インプレス(美術輸送の会社)さん、ありがとう。
今年は、高温が続き積算温度が高めになっているので
もう稲刈りしてもいい時期となった。
いつも手伝ってくれる近所の人が、いつやる~?と聞きに来てくれた。
ちょっと予定は立たないが、明日機械の入る四隅だけ刈ってもらうことにした。
昨日、スイスから帰ってきたのだが
きょうは、昨日までと違ってすごくくしゃみがでて、
これはまたいつもの花粉症だと思い、病院で飲み薬、鼻薬、目薬をもらう。
夜、急にノドが痛くなり、花粉症と一緒に風邪も引いたらしい。
さいきん一年に一度はノドが痛くなる事があり、こうなると一週間以上痛みが続く。
今回、それでなければいいが……。
アーラウで買い物をしたあとチューリッヒの古書店をたずねる。
まず、ベッソさんの所では、ババールの美しい初版本がある。
この本を見ると、瀬田貞二さんと銀杏書房のおばさんの家でトランプで取り合った事を思い出す。
ドーレア夫妻のリト刷りの美しい絵本を求める。
大好きなマックスとモーリッツの小さなバッチがあり、これは売りものかと聞くとプレゼントしてくれた。ありがたい。
次に、12年ぐらい前、「イッテンゲンでクライドルフ展をやっている、タケイ見に行かないの」と教えてくれた女性店主の所へ4年ぶりに顔を出す。
思えばこの古書店からクライドルフの旅が始まったのだ。
タケイという名前をおぼえていてくれて、ジョージ・クルックシャンクについて聞くと、本はなかったが、彼の挿絵に関してかなりくわしく知っていた。
彼女は、私の問いに、いつも的確に答えてくれる。どこで勉強しているのかわからないが、彼女の古書に関する知識には頭が下がる思いである。
今度来るときは、10日位前に 何が見たいか教えてくれれば用意しているとの事。ありがたい。
ベルンへ行く。
自然食レストランのフィッシャーの壁画はもうかかっていなかった。
レストランも少し様子がちがい。壁画の事を聞くとビルの持主の親がフィッシャーと友達で、たぶん、ビルの持主の所へ持っていたのだろうとの事。残念だ。
昼食後、ロースリーさん(クライドルフ協会と財団の初代会長)をたずねる。
今製作しているステンドグラスの話を聞いた後、クライドルフの貴重な作品をゆずりうける。
ロースリーさんが集めていた作品は、以前初めてクライドルフの展覧会を見たイッテンゲンに寄贈し、わたしたちがゆずりうけた作品で最後との事。
私達の所蔵作品もさらに厚みを増した。
奥さんのローズさんの手作りケーキでお茶をいただきながら、仲の良いお二人とお話しするのはとても楽しい。
お年を聞くと、今年2人とも80才という事でロースリーさんが作った大きなカードを見せてくれた。
また、おたづねする事を約束して帰ってきた。今夜は大きなウインナーシュニッツェルで、ワインが進んだ。
グレーテル・ホフマン(ホフマン夫人)さんの100歳の誕生日。
花束をふんぱつしてホフマン夫人のもとへ。
今朝の新聞の写真では、あまりきげんが良くないように見えたが。きょうはごきげんでなげキッスを何度もしていた。
しばらくして、アーラウの市長さんらがお祝に来てしばし、にぎやかに、だんらん……
昼食を三女のスザンヌさん、長男のディーターさんらと楽しく過ごす。
ここ数年の間に次女のクリスチアーネ、長女のサビーネさんと亡くなってしまい、おふたりに会えないのは、淋しい。
サビーネさんは私達の泊まるホテルにいつもメッセージとチョコレート等置いてくれていたし。。
お父さんの作品を見つけてはつれていってくれた事を思い出す。
10時30分の飛行機でチューリッヒへ。
12時間の機中はかなりつかれる。
チューリッヒへは、志乃婦さんが迎えに来てくれて一路アーラウへ。
ロンドンでIBBYの大会の後、スイスへ寄った板東さんらと一緒になり夕食後、昔よく泊まったホテル「金のりんご」へ。
日本時間で言えば朝の6時。やっとベッドにはいる。
「金のりんご」は、ホフマンさんがつけた名前。古い宿だが過ごしやすい。
伊丹美術館のOさんと神戸新聞社のNさんが2014年の原画展について話し合う。
まだまだ雲をつかむような計画でどのようになるやら…
夜、諏訪湖の15分花火を楽しんでいた。
大仕掛けなどはないが清涼剤にはなる。
八ヶ岳でやっている『わくわく どきどき しぜんと遊び』で
展示させてもらっている西村さん家族が八ヶ岳館に来てくれた。
岡谷も新しくなったからぜひきてとお誘いした。
きょうは諏訪湖花火大会の日なので道が混む前に帰ってもらった。
夜、新館の屋根裏の窓から花火が良く見えた。
昔はマス席をかって真下でみたこともあったが帰りの混雑を考えると、最近は出かけた事がない。
朝方5時頃はすごい雨で驚き、田んぼの水の取入口に仕切りをしてあったのであわてて取りに行った。
幸いたいしたこともなく、穂が出揃った稲は涼しげだった。
今日は子どもたちの笠踊りと銭太鼓の奉納があるので、八幡社へ顔を出した。
午前中の雨で子どもたちは町内を回る事ができなかったため、ご祝儀がもらえず残念のようだった。
山梨県立美術館のTさんが、来年の冬の展覧会についての相談に来る。
13時半の約束が、道に迷って15時頃やっと来館。
きっと山道でキツネかたぬきにばかされた?のかな。
そういえばかなり前、信州新町で何度行っても同じ場所に出てしまったことがある。
道を尋ねた人が
『あっちですか?』 というと 『あっち』
『こっちですか?』 というと 『こっち』
と、わけのわからない人で
同乗車者一同、あの人 たぬきだったかも!と思った事があった。
美術館をはじめた頃のスタッフ(初めて面接をして採用した)
志乃さんが遊びに来た。
子どもの面倒見のいいだんなさんと元気の良い男の子は
家のネコ(クロ)と遊んでいた。
ミケとシロの2匹の猫は子どもが嫌いらしく
ミケは逃げ回りシロはフー!!っとフイていた。
同じ兄弟猫だがこうも猫格が違うものか。
人も同じかな……。
いつまでも続くこの暑さ。
このところ、暗くなってからしか田んぼの水を見に行く事ができなかった。
久し振りに日のあるうちに田んぼへ行くと、稲穂がところどころ 本の少しだけど出始めた。
田植えの時の小さい苗が大きく育ち、風に揺れている。
秋が待ち遠しい。涼しくなる秋が。
14時より教文館でのギャラリートーク。
始まる直前に滑り込み。
ホフマンが子や孫に贈った絵本をみてもらう。
知っている顔も多くちょっと……。
昔、美術館のツアーでスイスへ一緒に行った当時小学生だった子が、社会人となり来ていた。
時間の経つのは早いもの。
何かにつけ年を取ると感じることが多い。
朝早くから、りんごの消毒をして八ヶ岳館へ。
ベランダのペンキ塗り。
丘の向こうへ渡る橋がダメになり、
ほとんど新しくするほどの大修理。
お泊りまでに間に合わせたい。
大工さんには27日の午前中までに、とお願いしてあるのだが……
ホテルの窓からみると曇り空。
少し涼しい日。
以前から伺いたいと思っていた画家さんの家に電話したところ、都合がよいという事なので、午後にお伺いする。
体調の事、展覧会の事などを聞いた後、ふくろうの絵を何点か見せていただく。
油彩画が欲しいことを伝え、帰る。
帰り道、八ケ岳館に寄り、展示替えをみる。
なかなか良かった(手前味噌?)
bunkamuraのクライドルフ展に会員のOさん、伊丹のOさん、そしてK君とともに、学芸員の方の説明のもと、作品鑑賞。
以前、ベルン美術館でベルン美術館の学芸員のメンタさんに見せてもらった時と重なり、心を打つものがあった。
その後、教文館へ行き、ホフマンの展示をしているのを確認した。
夜は四人で一緒に飲んだ。
とても暑い一日で少しまいってしまった。
奥田元宋・小由女美術館で、午前中は保育園児と、午後は一般の方にギャラリートークした後、帰路に着いた。
岡山で夜、美術館を始めた頃に来てくれた子と、お母さんに久しぶりの再会をした。
当時2歳だったその女の子は、今年大学を卒業して就職し、立派な社会人となっていた。
車で来ていた彼女だが、帰りはお母さんが代わりに運転してくださるということになり、彼女が好きだという日本酒をふたりで飲んだ。
つらい事のあった彼女だが、明るく屈託のない話をしながら、久し振りにうまいと感じる酒だった。
ハンス・フィッシャーの巡回展が一区切りとなる。
広島の奥田元宋・小由女美術館での展示が出来上がり、3時からの開会式に出席した。
思えば天童・山梨県美・伊丹市美・鹿児島の長島・愛知県のかわら美術館・石川県の七尾美術館と続いた巡回展もこれでひと段落と思うと、感慨深いものがある。
今年3月、七尾美術館へスタッフ皆とフィッシャー展を見に行ったが
他館での展示はどう思ったことだろうか。